遺言法文詳説

遺言についての法文を解説しております。

秘密証書遺言①/意義

① 秘密証書遺言は、遺言者が遺言の証書に署名・押印して、それを封じ、証書に用いた印章で封印します。次いで、公証人一人および証人二人以上の前に封書を提出し、自己の遺言書である旨、ならびに遺言書の筆者の氏名および住所を申述し […]

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公正証書遺言⑧/公証人の付記

① 公正証書遺言の通訳に関して、将来的には、機械による音声変換方式の正確性が技術的に確保されれば、これも通訳人の通訳に準じて考えることができる、という見解もあります。また、自書(筆談)による方法が認められたが、自筆証書遺 […]

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公正証書遺言⑦/通訳

① 口がきけない者も、公正証書によって遺言ができます。この場合、口がきけない者には言語機能障害のために話ができない者のほか、聴覚障害のために発話が不明瞭な者、老齢や病気などの理由で発音不明瞭であって、特定の人を通じてのみ […]

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公正証書遺言⑥/証人・口授の特則

① 公証人が遺言者の口授を受けている間、証人はそこから7メートルも離れた席にいて、ただ傍観者的になんとなく聞いていたという場合の実例があります。この場合、判例は、口授の内容と筆記されたものを比較して、それが正確であるか確 […]

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公正証書遺言⑤/作成の完成

① 公証人は、その証書が方式に従って作成されたものである旨を付記して、これに署名し、押印することで、遺言のための公正証書の作成は完結します。   ② ただし、遺言者が遺言の趣旨を口授し、公証人による筆記、読み聞 […]

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公正証書遺言④/正確性確認

① 公正証書遺言について、従来は筆記の正確性を確認するために、公証人は遺言者および証人に対して、筆記内容の読み聞かせをすることが求められていました。しかし、その後の改正により閲覧させることによって、これに代えることができ […]

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公正証書遺言③/口授

① 公正証書遺言には、遺言者の口授が必要です。本条に言う遺言者の口授とは、遺言者が遺言の内容を、公証人に直接に口頭で伝えることです。規定のうえからは、口授、筆記、読み聞かせ・閲覧、そして承認という順序が予定されています。 […]

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公正証書遺言②/手続きの流れ

① 公正証書によって遺言をする際には、証人二人以上の立会いのもとで、遺言者が遺言の趣旨を公証人に口授し、それを公証人が筆記して、遺言者および証人に読み聞かせます。または、筆記した内容を閲覧させて、遺言者および証人が、その […]

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公正証書遺言①/長短所

第969条 公正証書によって遺言をするには、次に掲げる方式に従わなければならない。 一 証人二人以上の立会いがあること。 二 遺言者が遺言の趣旨を公証人に口授すること。 三 公証人が、遺言者の口述を筆記しこれを遺言者およ […]

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自筆証書遺言⑥/訂正

① 契印に関して遺言の場合も、数葉にわたることがあります。その場合、全体として一通の遺言書として、作成されたものであることが確認できるならば、契印がなくても良いし、その内の一枚に、日付、署名、捺印がされていれば有効です。 […]

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自筆証書遺言⑤/氏名・押印

① 自筆証書遺言は氏名の自署を要しますが、遺言者を特定するものですからその目的を達することができる限り、戸籍上の氏名でなくても差し支えないと言われています。 すなわち、婚姻前の氏(姓)を使っても、その他の通称で書いても、 […]

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自筆証書遺言④/日付

① 日付の記載は、遺言の成立の時期を明確にするために必要とされています。遺言作成時での遺言能力の有無や複数の遺言が存在する場合に、その前後を判断するうえで、日付が不可欠です。したがって、暦上の特定の日を表示するものと言え […]

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自筆証書遺言③/自書の問題例

① 自筆証書遺言で、他人に補助してもらって、書いたような場合ですが、たとえば、Aは遺言書を作成しようと思ったが、病気のために視力が衰え、かつ手が震えて一人では満足な字を書くことができません。そこで、妻Bに後ろから手を握ら […]

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自筆証書遺言②/検認・自書

① 公正証書以外の遺言については、その保管者または遺言書を発見した相続人は、相続の開始を知った後、遅滞なく遺言書を家庭裁判所に提出して検認を請求しなければなりません。   ② 遺言書の検認は、遺言の執行の準備段 […]

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自筆証書遺言①/長所・短所

民法第968条 (1) 自筆証書によって遺言をするには、遺言者がその全文日付および氏名を自署し、これに印を押さなければならない。 (2) 自筆証書中の加除その他の変更は、遺言者がその場所を指示し、これを変更した旨を付記し […]

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被後見人の遺言

民法第966条 (1) 被後見人が、後見の計算の終了前に後見人またはその配偶者もしくは直系卑属の利益となるべき遺言をしたときは、その遺言は無効とする。 (2) 前項の規定は、直系血族、配偶者または兄弟姉妹が後見人である場 […]

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遺言の種類

民法第967条 遺言は、自筆証書、公正証書または秘密証書によってしなければならない。 ただし、特別な方式によることを許す場合は、この限りでない。   ① 遺言は様式行為であり、本条以下ではその厳格な方式について […]

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相続資格の喪失

① 胎児に関しては、双生児が生まれることなどもあり得ることから、生まれるまで待ってから遺産分割などを行うなどの、現実的処理が望ましいとされています。 いずれにせよ、胎児には相続能力と同様に受遺能力が付与されるのであります […]

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胎児の受遺能力

第965条 第886条及び第891条の規定は、受遺者について準用する。   ① 本条は、相続開始時に懐胎されていた胎児は、遺贈を受領し得る資格である受遺能力を、有することを規定する。   ② 本来、相 […]

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遺贈

民法第964条 遺言者は、包括または特定の名義で、その財産の全部又は一部を処分することができる。ただし、遺留分に関する規定に違反することができない。   ① 遺贈とは、遺言による財産の無償贈与といわれています。 […]

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詐偽・強迫による遺言の取消し/遺言能力

① 遺言者は、その生前に詐欺・強迫を理由として、遺言を取り消し得るかについては、遺言者生存中における遺言撤回の自由から、取消権を認める必要はないとの否定説があります。   ② 一方、肯定説は、次のように主張しま […]

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未成年者・成年被後見人の遺言

第962条 第5条(未成年者の法律行為)、第9条(成年被後見人の法律行為)、第13条(保佐人の同意を要する行為等)及び第17条(補助人の同意を要する旨の審判など)の規定は、遺言については、適用しない。   ①  […]

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遺言能力

民法第961条 15歳に達した者は、遺言をすることができる。   ① 本条は、遺言をすることができる能力(地位とか資格)を規定したものです。 この遺言能力は、行為能力(単独で、有効な法律上の行為を、行うことので […]

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遺言事項

① 遺言の方式に違反した遺言は、効力を生じません。 もっとも、遺言としては無効でも、遺言の方式を遵守する必要のない死因贈与契約書として、有効とされた事例もあります。   ② さらに、無効行為の転換法理を、明文化 […]

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遺言の方式

民法第960条 遺言は、この法律に定める方式に従わなければ、することができない。   ① 遺言は、一般的には、「ゆいごん」と読まれ、また言われることが多いようです。しかし、士業に携わる者は、「いごん」と、言うの […]

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